聴力の状態はdBHL（デシベル）表記などにより、一般の人には理解のハードルが高いのが課題です 。この章では、3〜5分で完了し、言葉の認識状態を可視化する簡易聴覚スクリーニングアプリ「みんなの聴脳力チェック」を活用した早期発見法を習得します 。また、「大きすぎる声はNG」「距離の概念を取り入れる」など、日常会話で使える難聴高齢者へのアセスメント（対話法） を簡易的に学び、地域包括ヒアリングケアシステムによる多職種連携 の重要性を理解します。